8月9日・10日に2020年全日本ロードレース選手権シリーズ、遂に開幕!
新型コロナ感染症の影響から、当初予定されていた全日本ロードレース選手権シリーズの前半戦が開催できず、第3戦に予定されていたスポーツランドSUGO大会が8月9日・10日に開催されることになり、このレースが実質2020年開幕戦となります。
このレースにSDG Mistresa RT HARC-PRO.も参戦。ST1000クラスに昭和電機広報ライダーである榎戸育寛、ST600にチームのライダーである埜口遙希、同時開催のMFJカップJP250クラスに赤間 清ら三選手が参戦します。
このレースに先立ち、7月28日・29日に同じスポーツランドSUGOで事前テストが行われ、SDG Mistresa RT HARC-PRO.も参加。残念ながら28日は梅雨前線が活発化し、大雨洪水警報が出されたことから午後の走行はキャンセルされましたが、29日は予定通り走行でき、レースウイークへ向けた準備を進めることができました。
またこの開幕戦には、若手育成チームとして今年発足させたMistresa Jr.チームから、千田俊樹、山田尚輝両ライダーも参戦します。
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テスト後のライダーコメント
榎戸育寛
「1000ccのマシンでこのコースを走ったのは初めてです。4月の鈴鹿のテストで転倒し、ケガをしてしまってしばらくバイクに乗ることが出来なくなり、今回のテストが病み上がり初の走行となりました。雨だとバイクの動きがゆっくりになるので、自分の身体の動きを確認しながら周回し、足の確認とか、自分の身体の動きをチェックするとことからテストはスタートさせました。雨のために走行がキャンセルになったりと難しいコンディションの中でリスクはあり、自分は転ぶことはできない状況なので、慎重にテストを進めました。来週を見据えればポジティブなテストでした。足もまだ完調ではないので、来週まで時間を使ってさらに状態を良くして、レースウイークに入っていきたいと思います。身体の状況は9割くらいの回復です。痛さはありません。レースウイークはトレーナーの方も来てくれるので、身体をケアしてもらいながら、走行を進めたいと思います一歩一歩、状態を確認しながら進めたいと思います。」
埜口遙希
「4月にこのコースは走ったのですが、そのときはCBR250Rで走ったので、実質ほとんど走っていないコースでした。そんな中、雨でスタートして初日のセッションは11位と12位。自分的には悪くないと思います。初日はひどい雨量だけど、今年のレース車両に慣れていき、二日目朝はセッティングをを変更し、足回りも変えて、変えるとこういう方向になるんだな、というのを確認でき、自分の中で結構進歩がありました。ウイークが雨になったとしても手応えはある。二日目の午後のドライについては出ていって2周目、前のライダーが転けてそれを避けきれずに転倒。右足を痛めてしまいました。でもレースには出られます。天候が悪くても両日、2本の走行ができたのは良かったですね。ウイークに向けてさらに頑張ります。」