2021シーズン4月3日・4日に開幕!

いよいよ2021シーズンの全日本ロードレース選手権シリーズが、4月3日・4日に栃木県・ツインリンクもてぎで開幕となります。
今年はこのレースに、SDG MOTORSPORTS RT HARC-PRO.として参戦します。

3月24日から26日までの3日間、ツインリンクもてぎで事前テストが行われ、SDG MOTORSPORTS RT HARC-PRO.も参加してきました。

ライダーコメント

 

榎戸育寛(ST1000クラス 広報社員ライダー)
「事前テストの前々日にも走ることができたので、今回は合計三日間のテストを行うことができました。気温の変化やグリップの変化などがありましたが、去年よりもフィーリングが良いですし、身体の動きも良いので、レースで勝負できるレベルにいるのかな、と感じています。ST1000クラスはアベレージタイムがすごく大事になってくるので、一発のタイムに固執はしていませんが、正直言うとⅠ分50秒台には入れたかったですね(今回のテストのベストは1’51.185)。ただ、前向きな状態ですし余力もあるので、周りを見てもアベレージは高い方だと思うので、それを維持したままステップアップしていこうと思う。ダメ出しが多くて、前に進んだと言うよりは、前に進むための条件を揃えた、というテストになりました。ベースセッティングはすごく良かったので、そこから味付けをしていこうと思ったんですが、それはうまくできませんでした。テスト初日の最後のセットが良かったので、そこから進めようとしたらコンディションが変わり、グリップレベルが良くなくてそのグリップレベルに応じた状態になってしまったので、更なるタイムアップは図れませんでした。でも進めたセッティングもあるので、レースウイークのコンディションが良ければ使えると思うし、対応幅は広げることができていると思います。」

成田彬人(J-GP3クラス 広報社員ライダー)
「タイヤメーカー変更が自分としては今年の大きな変化なので、そこへの対応がテストではメインとなりました。チームサイドが色々考えてくれて、違和感なくライディングに集中できています。チームには本当に感謝しています。初日はそのあたりを含め、セットアップも順調だったので二日目にタイムを上げていこうと考えていたのですが、2本目のセッションが始まる前に雨がパラつき、降ったり止んだりの状態で、結局アタックできずに終わりました。そういう意味では不完全燃焼で終わってしまったので今ひとつですが、パーツテストなども行いながらのセッションだったので、ある程度セットアップの方向性も見えていますし、全体的には良いテストになったと感じています。Jr.チームのライダーもいますし、先輩として自分が頑張ることで彼ら次世代のライダーに道筋も作って上げられるよう、そういうレースを見せていきたいと思います。」

千田俊樹(ST6000クラス)
「初日から乗り方やセッティングなどを変更し、着実にタイムを上げるていくことができました。二日目の1本目はセットを変えて出ていき、中古タイヤで前の日と同じくらいのタイムが出せました。さらにレベルアップしようとライディングのトライをしていたのですがそこで少しミスが出てしまい、転倒してしまいました。でもそれも原因はハッキリしていますし、超えてはいけない限界も確認できたので、さらにそのトライを続け、レースウイークでマシンを仕上げていきたいと思います。」