アジアロードレース選手権第1戦タイラウンド 埜口遥希、第1レース3位獲得!

3月25日から27日に、タイ・チャーンインターナショナルサーキットで、2022年アジア選手権開幕戦が開催されました。
新型コロナ感染症の影響により、2020年アジア選手権開幕戦は開催されましたが、その後のレースはすべてキャンセル。2021年は1戦も開催できなかったため、ほぼ3シーズンぶりのアジア選手権開催となります。
このレースにSDG Motor Sports HARC-PRO. Ph.から埜口遥希が、最高峰クラスであるAST1000に参戦しました。

3月22日、23日には同サーキットで公式テストが行われ、意欲的にセットアップ。総合で6番手に付けることが出来ました。

25日からのレースウイークのセッションでも着実にタイムアップを図り、予選ではトップと0.353差の3番手となりました。
25日の午後に行われたレース1で埜口は序盤から積極的にトップ出る好走を見せ、2番手で1コーナーに入り、直後にトップへ出ると、そのままオープニングラップを先頭で戻ってきます。その後も積極的にトップをキープ。2位でラストラップに入り、勝負を賭けた最終コーナーで立ち上がり重視ラインを取って加速させようとしたところでリアタイヤが大きくスライド。3位チェッカーとなりました。

翌日の第2レースも第1レース同様、積極的にトップに出てレースを引っ張る埜口でしたが、勝負所となる最後ラップの最終コーナー入り口で激しい突っ込みを見せたのですが、ここでギア抜けを起こしてコースアウト。チェッカーフラッグは3位で受けましたが、最終コーナーの飛び出しによるペナルティで一つポジションダウンとされ、4位となりました。

 

埜口遥希

「初めての1000ccマシンでのレースだったので、マシンのポテンシャルをフルに引き出せた、というレベルで戦うことは出来ませんでした。ですが、置かれた状況の中でベストを尽くし、後悔のないレースをするという自分のスタイルは貫けたかと思います。結果的にトップでチェッカーを受けることは出来ませんでしたが、現時点での自分の持っている力はすべて出し切りました。両レースとも、結果的には自分のミスで順位を落としてしまいました。さらに経験を積み、次回こそは優勝したいと思います。最高のチームで戦え、とても楽しいレースになりました。チームの皆さん、スポンサーの皆さんに心より感謝します。」

レースの模様はYoutube内AsiaRoadRacingチャンネル内で

RACE1(AST1000は2:34あたりから)

RACE2(AST1000は2:27あたりから)

でご覧いただけます。

第2戦は5月27日〜29日にマレーシア・セパンサーキットで開催されます。

シリーズの詳細はこちらでご覧いただけます。

引き続き応援、宜しくお願いいたします。