“コカ・コーラ”鈴鹿8耐 鈴鹿主催テストセッション 二日目終了!
8月4日〜6日に行われる鈴鹿8耐に向けたテストが、7月5日・6日に行われています。
このテストにSDG Honda Racingが参加。無事に全セッションを走り切りました。
7月6日結果
セッション5 2’07.940 A組3番手
セッション6 2’07.254 A組3番手
本田光太郎チームディレクター
「二日間のテストが無事に終わりました。昨日は雨が降ってきてしまったので、予定していたテストメニューすべてをこなすことは出来ませんでしたが、今日は晴れて気温も路面温度も上がり、8耐本番さながらのコンディションになったので、そうした環境の中でのテストは出来たかな、と思います。3人のライダーも集中してテスト項目をこなしてくれて、必要なデータも取れました。燃費、タイヤのグリップ、サスペンションの設定など、これで概ねレースウィークに入る準備はできたかな、というレベルまで行けました。ですので今回のテスト結果には、完璧ではないですが満足はしています。6月のテスト段階で、セットアップの妥協点が早いタイミングで見付かり、それを今回のテストで浦本が合流して確認したところ、特に問題ないということで、昨年から継続している強みという部分が出たのかなとも感じています。ライダーとしては一発タイムが欲しいのは分かりますが、それをねらったところで、8耐の決勝で有利になることがあるわけではないですし、とにかく8耐はミスを出したら負けなので、ミスが出ないよう、足下をとにかく徹底して固めていく作業をしています。そのあたりに関してもしっかりとライダーが理解してくれて、今日のロングランもそれぞれの仕事をこなしてくれたので、チーム側としてはとてもありがたいですね。とにかく着実に一つ一つ確認して前に進み、そうしたことを積み重ねてミスをせずに8時間走り切ったところで自分たちの結果は何位なんだ? と、それが8耐だと考えているので、しっかりと自分たちの戦いをしていきたいと思います。」
浦本修充
「午前中にロングランをしたのですが、自分としてはもう少しタイムを上げたかったですね。とは言え、回りを見ても午前中の段階で2台同時にロングラン出来ているチームはなかったようですし、チームとしての仕上がりは順調だと思います。自分的には納得できませんが、出したアベレージタイムに対してチームも高く評価してくれているので、そこに関してはポジティブだと思います。フィジカル的にももう少しプラスアルファすべき部分があることが今回のテストで分かったので、まだ一ヶ月ありますから、しっかりと準備したいと思います。」
名越哲平
「午前中、僕と修充くんの二人がロングランを行い、午後は予選を想定して少し燃費モードを下げたタイムアタックもしてみました。ロングランの感触は悪くなかったですが、午前中に気温が一気に上がり、路面温度も50度を超えるところまで行ったので、テストする環境としては厳しかったと思います。全体的にフィジカルは余力があったので、そこは今までやってきたトレーニングが良かったのだと思います。二日間のテスト全体として、良い形で終われたと思います。」
國井勇輝
「午後にロングランをしました。個人的には一発タイム出しもしたかったのですが、チームとして午前、午後のセッション時間をフルに使ってロングランテストをするということだったので、その仕事に専念しました。ペース的には2分8秒台から9秒台だったのですが、チームからは良い評価をもらえたので、良かったです。でも、ロングラン終盤のラップでは当然のことながらタイヤのグリップ力も落ちますし、そこで身体を使っていかないといけないのですが、その部分はもうちょっと勉強しないといけないですね。それでも去年、8耐を一度経験しているので、それと比較すると自分の成長も感じられています。さらに成長出来るように頑張ります。」
テストも終わり、いよいよ本番を迎えるだけとなりました。本番は8月4日から6日に、三重県・鈴鹿サーキットで行われます。
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